後車の戒め

昔のことですが証券会社向けに「オンライン証券トレードシステム」の提案営業をしていまいた。

そのころのお客様には「証券業はface to face」「コンピュータ屋さんの言うようにパソコンでちょちょいのちょいとはできない」などとあしらわれたものでした。あれから20年が経過、インターネット証券会社が野村證券を抜いて口座数で業界1位になる時代となりました。

ネットを用いての顧客の利便性向上、手数料ダウンだけでなく、地道なサービス改善・信頼性向上のための取り組みなど不断の努力をした証券会社が生き残こり、変化に対応できなかった会社は淘汰されました。

「行政デジタル化」を目前にした行政書士として、システム化と親和性のある金融業界の特別な話して捉えず、この間に証券業界で起きた変化と対応から学び、社会から必要とされる存在であり続けられるよう取り組みたいと考えています。