マイナカード

10月20日からマイナンバーカードを健康保険証として利用できることになりました。マイナンバーカードは外出時に持ち歩いて使う物にいつのまにかなってきました。当初「他人には絶対番号を見られてはいけない」という話しで発行されていたので(今もそうですが)家で厳重に保管している人も少なくなかっでしょうが、持ち歩けば紛失することも増えてくるでしょう。そんな場合の番号変更や迅速な再発行の仕組みや運用はできているのでしょうか?暗証番号がわからなくなってしまった場合、民間金融機関なら本人限定郵便やネット上の本人確認機能を組合せて店舗まで足を運んで設定するなど無いと思いますが、マイナンバーカードの場合は役所に出向いて再設定が必要です。使うことを諦めてしまう人が増えたりしないでしょうか。役所の窓口負担も増えそうです。

個人情報漏洩の懸念に対してはシステム的な工夫や講じている対策の周知が足りないと感じていますが、そうは言ってもマイナンバーカードのより良い活用で行政効率化や国民の利便性向上が進むことには期待しています。機能拡充に必要な裏側の運用をしっかり整備し、不満が噴出して発行、利用が低迷するようなことがないようにしてもらいたいと考えています。政府の実績として訴求しにくいので優先度が低いのかもしれませんが、「運用」は本当に重要です。

あと、やっぱりプラスティックカードだけでなく、早くスマホに登録できるようにしてほしかったな。 。 。