公認情報システム監査人 CISA

(Certified Information Systems Auditor)

情報システムの監査等に関するプロフェッショナルとしてISACA(情報通信技術専門家の国際的団体)が認定する国際資格です。経済産業省「情報セキュリティサービス基準」においてCISAは、情報セキュリティ監査、セキュリティ監視/運用、脆弱性診断サービス等の提供に必要な専門性を満たす資格とされています。日本の政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)における監査機関の業務執行責任者の資格要件として、また官公庁・公共団体等のIT関連事業入札案件のプロジェクト責任者・主要担当者の要件としてCISA資格の保有を求める場合があります。


特定行政書士

行政不服申立てに係る手続の代理を行うことができる行政書士の名称です。行政が行った処分(許認可や決定)に納得できない場合、行政不服審査制度を利用し不服申立てを行うことができます。この申立て手続の代理が法改正(平成26年施行)により弁護士だけではなく、行政書士であって法定研修を修了、考査に合格した「特定行政書士」にもできるようになりました。「行政書士が作成した官公署に提出する書類に係る許認可等に関する行政庁への不服申立て手続きの代理」を業務として扱えるので、例えば営業許可の申請書類作成~申請~不許可や許可後の営業停止、許可取り消しになった場合の不服申立てまで一気通貫で対応することができます。

行政書士 全国約5万名のうち10%、5千名が「特定行政書士」の資格を有しています。(令和5年1月現在)


申請取次

外国人が在留資格の取得・更新等する場合は、原則的に本人が出入国管理局に出頭してその申請する必要があります。申請取次は、行政書士・弁護士にあってはこの資格を持つ者が申請提出を行うことができる制度です。

参考)法務省ホームページ 「出入国管理及び難民認定法関係手続」